エラタック傾斜マウントの第2世代の新型は、クランプ方式にクイックリリース式、そしてネジ固定式が採用されています。本体重量も7%軽量化し、超々ジュラルミン(A7075アルミ金属)のマウント重量は404グラムです。
ロングレンジ射撃において、弾道落下補正の為に必要なエレベーション移動量ですが、ライフルスコープでは不十分な場合があります。このマウントは、長距離射撃においてシューターが抱えている不自由さを補うために開発されたマウントです。
所持する猟銃に、エラタック傾斜マウントを取付ける意味とは、弾道落下補正システムを常駐させる。ということです。つまり、射撃距離に応じて通常よりもエレベーション補正(着弾点補正)が必要とされる場合、エラタック傾斜マウントに搭載されているダイヤルを任意位置に回すことで、それまではスコープの下ポストをギリギリ狙うといった、スコープのエレベーション補正幅では対応が難しい射撃も、スコープ中心を狙った射撃が可能になります。劇的な変化をぜひご体感ください。
このエラタック アジャスタブル傾斜マウントの大きな特徴は、ライフルスコープが銃器に取付けられた状態で、マウントの傾きを0MOAから最大で70MOAまで調整することが可能です。しかも、その調整はダイヤルを回すだけの動作です(*調整時にはダイヤルを固定する安全ロックネジを解除する必要があります)。
傾斜ダイヤルの表示は、ライフルスコープに合せ、Mrad、MOAの2種類から選ぶことが出来ます。
Mrad表示の場合、0Mrad~最大で20Mradの範囲で傾きをダイヤルで調整することができます。ダイヤルは5Mrad刻みです。
MOA表示の場合、0MOA~70MOAの範囲で傾斜を調整可能です。ダイヤルは10MOA刻みです。
30mm、34㎜、36㎜径のライフルスコープへ対応したモデルがそれぞれ用意されています。クランプによる固定は、ナット式とクイックリリース式の2タイプを用意。
30mm、34㎜、36㎜径のライフルスコープへ対応したモデルがそれぞれ用意されています。クランプによる固定は、ナット式とクイックリリース式の2タイプを用意。
クイックリリース式タイプです。こちらは一般的なクイックリリースとは異なり、セーフティーロック機構が搭載されているため、ロックを外さない限り、クランプが勝手に解除されるということはありません。
【ご注意】
ウィーバーレールには対応していません。
こちらはクランプ式ですが、ネジによる固定式です。
10~12ニュートンメーターのトルクで締め上げ、猟銃側のベースレールに固定します。
【ご注意】
ウィーバーレールには対応していません。