今回のBlogタイトルですが、誤解なきよう初めに申し上げておきますと、猟銃にリボルビング的なアレでライフルスコープを2本取り付けてしまおう。といった趣旨のブログ記事ではございません。今回はライフルスコープのマウントシステムについてです。
"猟銃1挺スコープ2本。" チャレンジングなタイトルですが、これは一体どういうことか。
このタイトルへ向かう前に、先ずはライフスコープと猟銃を取り巻く、これら猟具としての現状について把握していきます。
猟銃の一般的な基本ルール。
ライフル銃1挺に対し、ライフルスコープは1本です。
一部例外を除き、基本ゼロインを済ませた1対1の組み合わせを解除する(*猟銃からスコープを取り外す)ことは、射撃場で行われた着弾点補正作業をもう一度初めからやり直すことを意味します。故に、猟期中、猟銃からお気軽にライフルスコープを頻繁に取り外すハンターは殆どいらっしゃらないと思います。
普遍的な原理。
これまで、この猟銃とスコープの1対1という関係は日本に限らず、海外の狩猟業界においても広く捉えられています。
この1対1に何ら疑問を抱くことすら感じるに及ばず、そしてこの1対1は、普遍的な原理と考えられています。
つまり、猟銃を新規に1挺調達する毎に、ライフルスコープは必ず1本用意すること、そしてマウントを介して結ばれたその組み合わせは、まるで鎖で繋がれたかのように、容易には引き離すことは困難。という、極論すると、猟銃とライフルスコープというのはこんな感じの関係性になっています。
ハンターの皆さんはそれぞれ持っている光学機器が異なります。おのずとハンターハンターで各々様々に悩みも異なります。
もし所有する猟銃に、例えば当方の場合では、❝Vixen 6-24x58と Vixen 1-8x25ED ライフルスコープの両方をその日の気分で自由に付け替えができるとしたら…❞ という願望があるとします。猟銃1挺にスコープ2本です。
不自由な状況を解消する方法を探す。
それでは、ハンターはこの普遍的な原理に逆らうことはできないのでしょうか?
1対2はありえない?
猟銃1挺 に対し、 ライフルスコープ3本はもはや夢想か?
逆に2対1はどうでしょう?
猟銃3挺 に対し、 スコープ1本 はもちろん不可能?
上述した2つのパターン。実用的な解決方法があります。
❝来期の猟からは、所有する全ての光学機器をその日の目的に応じ、所有する猟銃へ自由に取り付け、あるいは取り外し、出猟することが出来るようにしたい。(*又はそうなったらいいなという希望的観測ではなく、リアルに。)❞
ということで、次回Blogでは、上述の普遍的な原理にチャレンジする解決方法(*追記:令和4年4月1日)に触れていきます。
今回は少し中途半端な記事になってしまいましたが、ここまでお付き合いをいただき、ありがとうございました。
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