BKLのライザーブロック、11㎜→11㎜変換アダプターについては7月のBKL関連Blogで取り上げさせていただきました。Blogトップ写真では前回ご紹介しているそれに類似しているように見えますが、こちらはBKLの11㎜→ウィーバー/ピカティニーレール変換アダプターです。
【ご注意】
BKLマウントは、装薬銃ではリムファイア、空気銃へのマウントブロックとしてのみご使用を戴くことが出来ます。従いまして、ライフル銃(センターファイヤ)、散弾銃への使用は出来ませんのでご注意ください。
BKLライザーマウントの用途は、光学機器のアイポイントを高くしたいというニーズに応えられるだけではありません。ワンピース型スコープマウントをエアライフル取付けようとする場合、マガジン位置の関係で取付けに少し工夫が必要になるタイプの空気銃に対し、このブロックマウントは有効です。
今回のブログでは、エアライフルの優れた脇役、BKLライザーマウントをご紹介していきます。それではさっそく。
ロングレンジ向け Vixen 6-24x58BDC10にエラタック傾斜マウントを取り付けました。エラタックマウント側はピカティニーレールにのみ対応している為、ウィーバー/ピカティニーレール対応の長レールにはマウントできない場合が多いです。
写真の空気銃は11㎜レールです。
BKL-566MBのライザーブロックを用い、レールを11㎜→ウィーバー/ピカティニーレール式(1スロット)に変換することでエラタック傾斜マウントを問題なく取付けることができます。
このVixen 6-24x58BDC10については、これまでBlogで特に取り上げる機会はありませんでしたが、先のBlogにて詳しく見ていく予定です。対物レンズ58㎜径のとても良いRifle Scopeです。BDC10になり、MDとは別種のスコープに仕上がっています。
エイムポイント Micro H2が載っているこのモデルは、オフセット型のBKL-554MBです。
スロット数は6ですが、例えば、エラタック傾斜マウントの様な一体型をしたピカティニーレールのみに対応しているスコープマウントは、取り付けることができませんのでご注意を。
但し、写真のようなドットサイト、或いはオープンサイト、ツーピース型のスコープマウントであれば、取り付けに大きな問題はありません。
こちらはコの字型のBKL-558MBです。マガジン部分を回避したマウント設計になっています。
上で取り上げたBKL-554MBと同様、ワンピース型かつ、ピカティニーレール式のエラタック傾斜マウントには用いることができません。惜しい。器用な方であれば、加工で何とかなってしまう部分ではあるのですが。
BKLのマウントブロックには六角ネジ(インチ)固定式です。
BKL製品には、インチ対応の六角レンチが同梱されていますので、工具のご用意のない方でも大丈夫です。
取付け方法は、六角ネジを回す。ということなのですが、ネジは、一気に片方だけを回すのではなく、交互に少しずつ締めていきます。初めは、あれ? まだユルユルな感じ。なのですが、ある地点から一気に固く締まってきます。ギュツギュッと根気よく回します。
今回はBKLライザーブロックについてのサラッとなBlogでした。
ここまでお付き合いをいただき、ありがとうございました。今年はまだまだ暑い夏が続きそうです。みなさまお体をお大事にしてください。
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