11月になりました。今回のブログはDoRaSight(*ドラサイトと読みます。)名前の由来は、DotSight、Range finder、光学機器としてのSightingデバイス、これらの頭をとってDoRaSightと名付けられています。
ドットサイトなのか?レンジファインダーなのか?使い方はユーザーそれぞれです。装薬銃向け(実銃)に製品開発されていることから、DoRaSightは、800G範囲以内のリコイルショックであれば問題なくご使用をいただける実銃用光学機器です。それではBlogいってみます。
【製品の開発ルーツ】
DoRaSightの距離測定機能は、最大800メートルです。製品開発のルーツは、ライフルスコープを使った射撃を支援するデバイスです。
DoRaSightはドットサイトに分類されますが、近距離というよりもむしろ、ロングレンジシューティングとしての活用シーンを意識している製品です。
【空気銃との相性】
ハイパワータイプの空気銃(エアライフル)、装薬銃の遠距離射撃。ここでDoRaSightと組合わせてご使用いただきたいセットアップがあります。エラタック傾斜マウントです。
着弾点補正をダイヤルで一気に10MOA単位、或いは5MOA単位(新製品)で行うことが出来るエラタック。
ハイパワー空気銃で100m~150mを狙うハンターにとって、標的までの距離を早い段階で正しく把握しているか否かに加え、遠射における着弾点補正への対応が、所持の猟銃システムに備わっている(*或いは訓練を重ねた射撃技術の用意がある)ことは、理想的な結果を得るための重要な要素ともいえます。
【装薬銃との相性】
一方、装薬銃(ライフル)での遠距離シューターの方々にとっては、エラタック傾斜マウントの新型との併用をご提案しています。
この Eratac 0-35MOA は、7段階のステップ調整が可能で、ダイヤルは5MOA刻みに傾斜し、最大で35MOAのドロップ補正量をマウント本体に備え、もちろんフラット(0MOA)へ戻すことも可能です。
【本来性能】
DoRaSightは、ドットサイト型の光学機器ですが、その本来性能は、最大の特徴である測距機能を活かしながら、ライフルスコープと併用いただくことです。所持をされている銃器の射撃システムとしての能力を、上の次元へ押し上げることが出来ます。
①DoRaSightで測距→②Eratacで着弾補正→③スコープで標的捕捉。
というのがDoRaSightの活用方法のひとつです。
【ドットサイトとして】
ちょっと気持ちがあがる⤴ ドットサイトとして、もちろん、銃器のレールに直接取付けてご使用をいただくスタイルでも大丈夫です。
【低倍率スコープと】
低倍率スコープとの組合せ例は、2023年10月23日発売の、ガンズアンドシューティングの最新号(Vol.24)にてご提案をいただいておりますので、ぜひ読んでみてください。
【まとめ】
今回のブログはDoRaSightの製品としての立ち位置について触れてみました。DoRaSightは、ロングレンジ射撃を強く意識した、実銃用の距離計内蔵型ドットサイトです。
ライフルスコープ、ドットサイト、タクティカルマウントなど、ここ数年の市場変化スピードは凄まじく、身近に流通し、手に届く光学機器の選択肢、使い方の組合せは多く、シューター、またはハンターの方々にとっては、自分にとって何が必要なのか?(或いは、実現したい目的を果たすためには、どんな組合せ(ギア)が必要なのか?) が、分からなくなってしまうこともあるかもしれません。今後も、新しい取り組みや、狩猟用光学機器の使い方、新製品のご提案を 進めて参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます。
DoRaSightはお近くのエラタック、デントラーマウントお取扱いの銃砲店様にてお買い求めいただけます。
2024年1月18日追記:曙橋のれんず屋さまでもドラサイトをお取扱をいただけることになりましたので、アクロガードとあわせて是非ご覧ください♪
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