ここで用いられている写真はドイツのVixen RS欧州販売総代理店の許可を得て使用させていただいております。スコープに関する有益な追加情報があれば逐一こちらでお知らせをさせていただきます。

ビクセンから市場投入される新型ライフルスコープです。

狩猟における使用用途につきましては、現行1-6x24とオーバーラップしますが、光学系にEDレンズを採用、接眼部の大型化、照明装置機構の改良、標準付属品の充実など、上位機種という位置付けです。このスコープは、これまでの4倍比、6倍比とシリーズ化されてきたスコープラインナップに加え、ビクセンが初めて取り組む8倍比ライフルスコープの第一弾です。現在欧州にてテストレポートの準備が進んでいるようですので、こちらのサイトでもご紹介をさせていただきます。

8倍時、at 100m

8倍時、at 100m

100m先におけるFOVは38mと広いため、広い視野の維持が必要なドリブンハントなどに最適です。1倍時においては両目でのターゲット捕捉が可能です。輝度調整が可能なレチクル照明装置を装備しているため、如何なる環境においてもターゲットの捕捉が容易です。本体はニトロゲンガスが充填され、防水が施されています。

Vixen 1-6x24DBにはガラスエッチングレチクル（ゼロプラス、ミルドット）が採用されています。100m先におけるFOVは38mです。照明装置も装備されており、輝度はボタンを押し続けることで明暗の調整が可能です。レチクルの色も、狩猟環境に応じて、赤または緑に変更をすることができます。スコープ本体にはニトロゲンガス充填による防水が施されています。

ドイツでも人気のオールラウンド6倍比スコープです。2.5倍時におけるFOVは13.5ｍ（at 100m先）、最大15倍ではFOV 2.3m（at 100m先）であるため、近い距離からロングまでの比較的広い状況に対応可能なスコープです。本体重量は580gと軽く、銃の全体重量を軽減させ、狩猟時の機動力を高めます。本体はニトロゲンガスが充填され、防水が施されています。

ビクセンから欧州市場へ先行投入された5.3倍比、Vixen 2.8-15x56 ライフルスコープです。レチクルはGerman 4に加え、BDC10が準備されています。レチクルは第２焦点面にあるため、ズーミング時に拡大されません。倍率域は最低2.8x、そして最高15x までの可変倍率幅があるため、狩猟用のオールラウンドスコープとして使用が可能です。Vixen 2.5-15x50よりも対物レンズ径が６㎜大きいため、明るさが足りない環境下においても非常に明るい像が得られます。この新型スコープでは、照明装置がパララックス機構部に統合され、技術的に進化している点に加え、見た目もスマートになっています。本体はニトロゲンガスが充填され、防水が施されています。

Vixen 2.8-15x56 海外Test Report

対物レンズ50㎜の4倍比スコープです。Vixen ライフルスコープの製品ポートフォリオでは、ロングレンジ向けとして分類されているスコープになります。高倍率側は最大で20倍、レチクル照明、サイドフォーカスも標準装備されています。1クリック当たりの移動量は1/8MOAです。レチクルはデュープレックス、ミルドットの2種類です。スコープ本体にはニトロゲンガス充填による防水が施されています。

多くのハンターとスポーツシューターからの強い要望により、Vixen 6-24x58（SFP） は生まれました。4倍比スコープの Vixen 6-24x58 は、6倍から最大24倍までの可変ズーム域を備えています。100ｍ先のFOVは、6倍時では5.4m、最大24倍時では1.4mです。視度調整は接眼部についており、こちらの調整によりレチクルのフォーカスを合わせます。エレベーション移動量は、1回転で６MOA（1周48クリック、つまみに目盛りが刻まれています）です。本体はニトロゲンガスが充填され、防水が施されています。

1クリック当たりのレチクル移動量は1/8 MOA (0.25MOA) 。レチクルはミルドット、BDC10、German 4が用意されており、レチクル目盛りは10倍（本体ズームリング赤色で表示）で設定されています。照明機能については、輝度が11段階の範囲で調整可能です（電池はCR2032を1個）。サイドフォーカスが装備されているため、30mから無限遠までの調整（表示目盛：30m、40m、50m、60m、75m、100m、150m、200m、500m、∞）が可能です。付属の標準品としては、対物＆接眼部スコープカバーに加え、対物レンズフード、交換用のハイタワーエレベーション、ハイタワーウィンデージ（各1個）が付いています。